ひきこもりという現象は、義務教育を含む就学、非常勤職を含む就労、家の外での仲間との交遊などの社会参加を避けて、一応6カ月をめどに、それ以上にわたっておおむね家庭にとどまり続けている状態です。
この「おおむね家庭にとどまり続ける」という状態には、他者とは交わらない形で外出はできる、たとえば人目を避けながら本屋へ行く、深夜にコンビニエンスストアに行くといった場合も含んでいます。
では、ひきこもっている本人はどういう気持ちなのでしょうか。
この記事を見てくださっている方の参考になればいいなと思います。
次のような気持ちを抱いていることが多いようです。
ひきこもっている方の多くは、心が傷つきやすく、自信がもてない状態にあります。
また、社会や家庭で本来の役割を果たせていないことを、本人が一番気にしています。そして自分を責め、悩んでいるのです。
家族の一員がひきこもりの状態となり、家庭に長期にわたって閉じこもっては、家族にとって辛いものです。
周りの人は、ひきこもらせた原因が自分にあったのではないかと責める気持ちにもなってしまうかもしれません。
ひきこもりから脱出するためには、精神科や心療内科などで行われる家族相談や個人療法などがあります。
家族相談では、医師が家族から話を聞き、受診や介入のタイミング、方法を練ることができます。
個人療法では医師によるカウンセリングなどの精神療法が主な内容です。
話の内容よりも、医師と会話することで信頼関係を構築することが大事みたいです。
家族も悩みを抱え込まず、医師や専門機関を有効活用しましょう。
★「ひきこもりとは」
出典
・厚生労働省:みんなのメンタルヘルス総合サイト
・京都府精神保健福祉総合センター:社会的引きこもり
・りたりこ仕事ナビ:ひきこもりの原因ってなに?どうしたら脱出できるの?家族の接し方、高齢化した場合の対応方法を解説します
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この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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