皆様お疲れ様です。
梅雨が明けて気温が高い日が続き、やっとそれに慣れたかと思えば、次は台風。
色々とストレスがかかるかもしれませんが、適度にストレスを発散して頑張っていきたいものです。
さて、7月20日はフランスの強豪であるパリサンジェルマンが来日し、川崎フロンターレと試合を行うようです。
筆者は大好きなサッカー選手が2名も国立競技場で観られるのでとても待ち遠しいです。
また、7月23日は埼玉スタジアムで浦和レッズと試合をするようです。
今からでもこんなに楽しみなので、当日はおそらく盛り上がりすぎてしまう可能性があります。
今回は、盛り上がる時のリスクに関する調査の結果がありましたのでご紹介したいと思います。
【調査の結果】
バーミンガム大学のダグラス・キャロル氏の「1998年フランスワールドカップ」期間中の急性心筋梗塞や心臓発作で病院に運ばれた人の記録を調査しました。
その記録の中でも、イングランド代表がアルゼンチン代表にPK戦で負けた試合後と試合前とを比べてみると、病院に運ばれた人数が25%も増えたそうです。
運ばれた理由は、盛り上がりすぎによる心臓への負担が原因だと考えられます。
イギリスは、サッカーの文化がとても根付いている国なので、盛り上がってしまうのは分かります。
ですが、病院に送られてしまっては、元も子もないように思います。
スポーツ観戦のみならず、アーティストのライブでも運ばれているのをテレビで見たことがありますので、盛り上がりすぎには注意したほうが良いでしょう。
【対策・対処法】
盛り上がりすぎないようにする方法はあるとは思いますが、筆者の個人的な意見としてSNSがその対策になるかと感じています。
SNSで同じスポーツを観戦している人や、ライブを観ている人たちとチャットで盛り上がることで、心臓に負担を掛けずに済むかと思います。
また、SNSで同じ時間に投稿している人であれば、返事も早かったりするので、返信するのに忙しくて、盛り上がらないような対処になるかもしれません。
他にも盛り上がらないための方法はあるかと思いますが、筆者が思いついたのはこれくらいになります。
【最後に】
スポーツ観戦やライブなどのイベントに関しては、人が多くなります。
今は、まだ声を出してはいけないといったイベントもありますが、規制を緩和しているイベントも多くなっています。
特に毎年恒例の「渋谷ハロウィン」に行かれる際は本当に気を付けていただきたいと考えております。
大声を出せるようになったからと言って、盛り上がりすぎて心臓に負担をかけてしまうのは良くないので無理をせずに盛り上がってもらいたいです。
筆者も、20日のスポーツ観戦は友人となるべく盛り上がりすぎないようにしたいと思います。
【参考文献】
サッカー観戦は心血管疾患イベントの有意なリスク 応援チームが負けるとより顕著
https://sndj-web.jp/news/000403.php
世界最先端が教える新事実 心理学BEST100
総合法令出版株式会社 内藤誼人
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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