就寝中のエアコン設定は何度が正解?

猛暑日が続いていますが、みなさん体調は崩してないでしょうか?

日中の暑さも異常ですが、夜は夜で熱帯夜で、エアコンや扇風機などの冷房器具がないと寝苦しい状態ですね。

先日エアコンをつけずに就寝した高齢の女性が熱中症で亡くなるというニュースを見て、夜の暑さ、熱中症対策をしないと危険だなと改めて思いました。

昔は夜にエアコンをつけて寝ると体に悪いと言っていましたが、今はつけない方が悪いようですね。

筆者もエアコンをつけて就寝していますが、途中寒くて目が覚めて消すのですが、また暑くなって目が覚めてエアコンつけて、また寒くなって、つけたり消したりを繰り返してしまいます。

途中で目が覚めてしまうので、きちんと寝れた感じがしません。

そこで今回は、就寝中のエアコン設定をテーマに書きたいと思います。

ベストな温度設定は何度?

筆者はエアコンの設定を26度に設定して、薄めの毛布を掛けて寝ています。

実際に、ベストな温度設定は何度なのでしょうか?

睡眠は、脳を休ませる目的もあり、脳を休ませることで、身体の疲労回復にもつながります。

脳は面積あたりの発熱量が身体の中で一番多いといわれ、脳を休ませるには、脳を冷やす必要があります。

脳の自律神経の中枢は鼻腔の近くにあるので、鼻から冷たい空気を吸うことで、自律神経の中枢を冷やすことになり、脳を冷やすことになります。

鼻呼吸がポイントで、鼻からゆっくり3秒間息を吸う→4秒間息を止める→5秒間口からゆっくり息を吐く、これを3回繰り返す

これを涼しい部屋で行うことで、脳が冷えるのだそうです。

脳を休ませるためには、脳を冷やすことが大切で、就寝中はエアコンをつけっぱなしで、部屋を涼しくすることが重要となります。

脳にとって快適な温度が23度前後といわれていますが、23度設定だと寒いと感じるでしょう。

身体にとって快適な温度は26度前後とされており、脳と身体に良い温度設定は、その間を取って24~25度だそうです。

おそらくその温度設定だと寒いと感じるので、衣類で調節したり、布団や毛布を掛けて調節することが必要です。

最後に

個人個人で快適と感じる温度は違いますので、一概にはこの温度設定が良いといえませんが、夜の熱中症や暑さ対策と夏バテしないためにしっかり身体を休めるために、エアコンをつけることは必要だと感じます。

ご自身にとって、快適に休める温度設定を探してみてください。

参考文献

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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