【再アップ・一部改変】子どもへのケア

新型コロナウイルス感染症の終息の兆しがなかなか見えないこの日常において、自分が生活していくことに精一杯で、あまり他人のことを配慮する余裕もないですが、あなたの周囲の子どもたちは大丈夫でしょうか。
特にこのゴールデンウイーク明け、子どものちょっとした変化に要注意です。

18歳以下の自殺は、長期休業明けの時期に増加する傾向があり、令和2年は499人の子どもが亡くなっています。
前年に比べて4割増加というこの背景にはコロナ新型コロナウイルス感染症による影響も考えられています。

子ども自身はなかなか友達にも会って遊べない、外で外食もできないと普段以上に我慢を強いられ、ストレスを抱えがちです。
また、いつもより家にいる時間が長くなることにより、大人からの虐待を被ることが多くなるなど、更なるストレスを抱えるリスクが高まっています。
実際、虐待を疑う件数も増加していると聞きます。

さて、子どもがストレスを抱えすぎるとどうなるのでしょうか。
症状として、チックや爪噛み、過度の甘え、おねしょ、嘔吐、下痢、腹痛、自分よりも弱いものへの攻撃などとして表出する場合があります。また、その幼少期の体験によってアダルト・チルドレン(AC)になってしまう場合もあります。

子どもへのケアとして、きちんと子どもの話を聞いてあげる、好きなことをさせる、スキンシップをとるなど、子どもと向き合うことが重要です。

まずは、大人がストレスを出来るだけ抱えないことが大切です。大人も子どもも上手に息抜きしてこの状況に適応していけるとよいですね。

参考サイト

アクセス日:2021/05/19


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
こころのサイエンス編集部の紹介はこちら

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でフォローしよう!