気づいてないかも!?かくれ脱水にご注意を!!

暑い日が続き、お盆の疲れかな、夏バテかなと、最近身体が怠い方も多いのではないしょうか?
その身体の怠さはもしかすると「かくれ脱水」が原因なのかもしれません。今回は、「かくれ脱水」について書いていきたいと思います。

「かくれ脱水」とは、体内の水分が奪われ、脱水症になる一歩手前の状態のことをいいます。
症状が出ないため、自覚症状がなく、特に喉の渇きを感じにくい高齢者の方や自分で水分摂取ができない小さなお子さんなどは注意が必要です。
また、持病があり利尿剤などを服用している方やアルコールを摂取した際も利尿作用で水分が出ていくため同様に注意が必要です。

体内の水分が不足することにより、血中の水分量が減り、血液がドロドロになり血流が悪くなります。
そうなると、細胞への水分供給が滞り、細胞自体が脱水状態になってしまい機能しなくなり、頭痛、倦怠感、立ちくらみ、食欲不振など身体の不調へ繋がります。

最近筆者もそうなのですが、食欲不振になるのは消化管の血流が悪くなり、消化・吸収の働きがうまく機能していないのが原因です。
また、血液が循環することで体内に熱がこもらないようになっているのですが、血流が悪くなることで、熱がこもり、熱中症になるリスクが高くなります。

かくれ脱水の予防

こまめな水分補給を

コップ1杯の水を一日6~8回に分けて飲むのが良いそうです。

特に水分が不足しやすい起床後や入浴前後、就寝前に飲むことを意識することと水やお茶ではミネラルが不足するため、同時に塩分を補給することが大事です。

喉が渇いていなくても、定期的に水を飲むことを習慣にすると予防にもなりますね。

かくれ脱水に効果的な食品を摂る

疲労回復効果がある梅干しを水分摂取の際に一緒に食べると良いといわれています。

また、みそ汁は、ミネラルと塩分が豊富に含まれているので、かくれ脱水、熱中症予防に効果があります。

最後に

一日3食しっかり食べることが大事ですので、忙しくても、食欲なくてもなるべく3食食べるように意識しましょう。
まだまだ暑い日が続きそうです。水分、栄養、睡眠をしっかりとり、暑い夏を乗り切りましょう。

参考文献

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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