睡眠時に呼吸止まってない??

睡眠時無呼吸症候群のセルフチェックをしてみよう!

先日、朝日新聞の記事で、「成人男性の5人に1人、閉経後の女性の10人に1人が治療の対象になる睡眠時無呼吸症候群」というのを目にしました。

睡眠時無呼吸症候群は、肥満が主な要因といわれていますが、最近の調査では、肥満でなくても高血圧や糖尿病などもリスクを高めることが分かっています。

今回は、睡眠時無呼吸症候群について書きたいと思います。

睡眠時無呼吸症候群とは

医学的には10秒以上息が止まる状態を無呼吸というらしいのですが、この無呼吸状態が睡眠時に繰り返される病気を睡眠時無呼吸症候群といい、睡眠1時間あたり5回以上無呼吸状態があれば診断されます。

睡眠時無呼吸症候群でも、睡眠時に気道が狭まることで無呼吸になるものを閉塞性睡眠時無呼吸症候群といいます。

無呼吸以外の症状

無呼吸以外の症状としては、特徴的ないびき、息苦しさで何度も目を覚ます、睡眠時以外にも起床時に頭痛がする、日中に過度の眠気や倦怠感がある、気分が憂鬱など日常生活に支障をきたすこともあります。

無呼吸なので体内の酸素が欠乏し、心臓や血管に負担がかかるため、心疾患や脳卒中、高血圧や糖尿病などの生活習慣病などのリスクも高くなるといわれています。

また、睡眠時無呼吸症候群にはいびきが見られますが、いびきは気道が狭くなることにより起こるもので、睡眠時無呼吸症候群の場合は、気道が完全に塞がって無呼吸状態になる手前の段階で見られるものです。

無呼吸になる瞬間

無呼吸症候群の睡眠時の様子の映像で、大きないびきをかいていたのに途中でいびきが止んだ映像をテレビなどで見たことある方もいらっしゃると思いますが、まさにどんどん気道が塞がって無呼吸になる瞬間の映像を見ているわけです。

自分自身で睡眠時の状態を見ることは難しく、隣に誰かいれば、いびきがうるさい、呼吸が止まっているなど教えられて気づくこともあるかと思いますが、一人だとなかなか気づかないですよね。

最後に

セルフチェックの参考に。

気になる方はこちらのサイト(必要なのは鏡だけ。「睡眠時無呼吸症候群」をセルフチェック! https://topics.tbs.co.jp/article/detail/?id=1109 )でセルフチェックしてみてください。

参考サイト

朝日新聞2/15(土) 11:01配信「睡眠時無呼吸症、男性の5人に1人「要治療」 太ってなくても要注意」

竹内内科小児科医院7月 12, 2023「自宅で簡単に「睡眠時無呼吸症候群」の検査を受けられます。」


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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