マスク着用が個人の判断へ

日本では2020年に新型コロナウイルス感染症が流行してもう3年が経ちましたね。
このような状況下で、生活する上で必要になっているマスクですが、先日令和5年3月13日からマスク着用に関して、個人の選択を尊重し個人の判断に委ねると厚生労働省から発表がありました。

筆者は長いマスク生活の中で、マスクかぶれになってしまい病院へ通っていた時期もありました。
この発表があり、やっと長かったマスク生活から解放されると嬉しい一方で、マスクを外した生活を不安に思ってしまいます。
衛生上の着用という本来の目的とは別に、マスクを着用することで顔のコンプレックスや表情を隠せていたため、知らず知らずのうちに安心できていたのかもしれません。
コロナ禍で人前でマスクを外すことは、下着を脱ぐのと同じような抵抗を感じるという意味が込められて『顔パンツ』という言葉が出来るほど、マスクは人々の生活必需品になっているのではないでしょうか。

また、顔を隠す目的でつけるマスクは『だてマスクと』とも言われており、マスクを付けるのが当たり前で、マスクを外すと不安になってしまう、だてマスク依存症という方が急増してきており、マスクの着用自体が問題視されるようになってきているそうです。
このような状況下で、マスクの着用が当たり前ではなかった生活に戻るのに、心理的不安を覚える方は多いと思います。では実際こういった『マスク依存症』の方はどうマスク断ちをすればいいのでしょうか?

まずはマスクを着けている時間を少しずつ減らしてみてはいかがでしょうか。
一人で過ごしている時に外す、人の少ない所で外すといった風に段階を踏んでマスクをしていない状態へと徐々に慣らしていきます。「マスクを外していても意外と大丈夫なんだ」と思える瞬間が増えていけば、マスクへのこだわりが少しずつ小さくなっていくはずです。
(引用:だて(伊達)マスク依存症とは~マスクを外せないのは心の病気?)
また一人で悩まずに、医療機関やカウンセラーに相談に行くことをおすすめします。

参考サイト


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この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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