その食品、大丈夫?

うだるような暑さが続いていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
暑さが続くと、食欲がなくなり、ついつい冷たいものを口にしたくなります。
以前「免疫を上げるために-栄養編-」で、今だからこそしっかり摂っておきたい栄養素についてお伝えしましたが、今回は8月1日~8月31日は食品衛生月間ということをふまえ、この時期気をつけたい食品の管理についてお伝えします。
食中毒は細菌やウイルス、自然毒などによって発生し、かかってしまうとお腹が痛くなったり下痢をしたり、発熱したり、ひどくなると死に至ることもあります。
特に7月~10月にかけて高温多湿が続くため、食中毒の危険性が増します。
数年前、O157が大流行したことがありましたが、令和3年度の食中毒患者数は11,080 人とかなり身近な問題です。

食中毒を防ぐための三原則として

  1. 調理前に必ず手洗い(菌をつけない)
  2. 生鮮食品はすぐに冷蔵庫へ(増やさない)
  3. 食材を中心までよく加熱(やっつける)

「厚生労働省 腸管出血性大腸菌O157等による食中毒」より 

があります。
このご時世、飲食物をテイクアウトされる方も多いかと思います。
「家までちょっとだしこのまま持って帰ろう」というのもわかります(筆者もそうです…)。
ただし食中毒に関する菌は20℃~40℃で増殖してしまうので、十分保冷してくださいね。
また、作り過ぎたカレーなどの常温放置もNGです!
作り置きの麦茶もきちんとした管理方法であれば4日はもちます。(参考「おうちの麦茶は大丈夫ですか?」)
食品の購入から残った食品の管理に至るまで気をつけるべき6つのポイントもご紹介しますので、よろしければぜひご覧ください。
厚生労働省 家庭でできる食中毒予防の6つのポイント」より
楽しく食事を摂りながらこの夏を乗り切りましょう

【参考サイト】


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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