相手のやる気を出させるには?

教育心理学はその名前のとおり、教育の分野で活用されている心理学の1つの分野です。
でも、教育心理学の研究結果の中には、教育機関で活用されるだけでなく、私たちの身近な生活にも役立つものも多いのです。

例えば、部活やバイトの後輩や会社の部下に対して、「もっと頑張ってもらいたいのに‥」と感じること、ありますよね?
でも、いざ指導する、というときに「どのように伝えるのがベストな方法なのか」当人への伝え方に悩むかたも多いのではないでしょうか。
わたしもそのひとりでした。
そんなとき、教育心理学で扱われる「ゴーレム効果」という考え方がとても参考になるのです。
今回はこの「ゴーレム効果」を中心に、後輩や部下の指導の際に心掛けたいことをお伝えしたいと思います。

ゴーレム効果

「ゴーレム効果」とは、人に対し悪い印象を持ち接することにより、相手のモチベーションが下がり、実際の結果が良くない方向に進んでしまう事象を指します。
部下やバイトの後輩、または会社の部下に指導するときに、相手の良い点を褒めずに悪い点だけを指摘する、また相手の自尊心を否定するような言動で接する、といった態度をとってしまうと、ゴーレム効果が現れてしまう=相手のモチベーションが下がってしまうなどで、悪い点が改善しない結果となりかねません。
これではせっかく相手のことを考えて指導したのに、意味のないことになってしまいますよね。

ピグマリオン効果

実は、教育心理学には、「ゴーレム効果」と正反対の内容とも言える、「ピグマリオン効果」という考え方があります。
「ピグマリオン効果」とは、相手に対し良い印象を持ち、期待をかけて接することにより、実際に良い結果が導き出される事象を指します。
指導をした相手が良い結果を出してくれると、やっぱりうれしいですよね。
良い結果に繋がるように、「ゴーレム効果」を避けて、「ピグマリオン効果」が現れるように、相手に期待をかけた接し方で指導するよう心がけてみてはいかがでしょうか。

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この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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