前回、「育児・介護に疲れたら②【介護編】」という記事をアップし、介護をする側への「レスパイトケア」についてご紹介しましたが、今回は育児をする側へのケアについての「レスパイトケア」にはどういうものがあるのかをご紹介します。
「レスパイト」とは、「小休止」という意味で、育児・介護をする方の一時的な解放・休息のための措置のことを「レスパイトケア」といいます。
何度もお伝えしますが、たまには友達と遊びに行っても、買い物に行っても、旅行に行っても、仕事で出張に行ってもよいのです。
さて、育児に関する「レスパイトケア」ですが、「一時預かり」や「ファミリー・サポート・センター」、「子育て短期支援」などがあります。
「一時預かり」では、保護者に急用が出来たり、パートタイムでのお仕事の時やリフレッシュしたい時などに保育所や地域子育て支援拠点などに子どもを預けることができます。
また、幼稚園での教育時間終了後や土曜日などにも子どもを預けることもできます。
「ファミリー・サポート・センター」では、現在子育て中の保護者が会員となって「子どもを預かるよ!」という方と「この間に子どもを預かってほしい!」とお願いしたいという方との相互のやりとりをマッチングする仕組みです。助け合いですね。
「子育て短期支援」とは、保護者の仕事の出張や冠婚葬祭、病気、育児不安や育児疲れ、慢性疾患を抱える子どもの看病疲れ等の身体的・精神的負担の軽減が必要な場合(!)で保育が難しい場合に、短期間の宿泊を伴う子どもを預けられる制度の「ショートステイ」と、平日夜間や休日などに保護者の仕事の都合で保育が難しい場合に、一時的に子どもを預かる「トワイライトステイ」があります。
その他にも、民間のサービスや自治体によって独自の子育て支援策を打ち出しているところもあります。育児は孤独になりがちです。
ぜひ、頼れるところはしっかり頼ってくださいね!
参考サイト
内閣府 ホームページ よくわかる「子ども・子育て支援新制度」
https://www8.cao.go.jp/shoushi/shinseido/sukusuku.html
アクセス日:2020/10/14
参考資料
在宅の子ども・子育て家庭支援事業の概要
アクセス日:2020/10/14
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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