桜色がもたらす効果

先日、河津桜を見に行ってきました。
例年では、2月下旬から3月上旬にかけて見頃を迎える河津桜ですが、筆者が訪れたのが3月の中旬だったため、満開の河津桜を見ることはできませんでした。
しかし、舞い落ちる花びらをシャワーのように浴び、とても嬉しい気分になりました。
そんな春を代表する桜。桜色(ピンク色)は、見ていると温かい気持ちになりませんか?
筆者は『春』、『温かい』、『出会いの色』、『四季の始まりの色』などのイメージを持っています。
今回は色と心理学にはどのような関係があるのか気になり調べてみました。

ピンク色は緊張を和らげ、攻撃的な気持ちを排除する効果があるそうです。
ピンク色にも濃さの違う色がありますが、濃く鮮やかなピンクは、気分を高揚させ、薄くて優しいピンクは、気持ちを和ませてリラックスさせてくれる力を持っているそうです。
この他にも、ピンク色には以下のような効果があるとされています。

【ピンク色がもたらす効果】

  • 女性ホルモンの分泌を促す
  • 愛情や思いやりをもたらす
  • 緊張を和らげ、優しい気持ちを引き出す
  • 脳を活性化させる
  • 他人への依存を引き起こす場合もある

また、抗疲労研究によって「さくら色」の照明が疲労の解消や回復に効果を発揮するという研究結果があるようです。
さくら色の光は、見た目にも癒される空間作りをすることができるので、バスルームや寝室などに取り入れることで、高いリラックス効果や安眠効果も得ることができると言われています。
確かに暖色系の明かりは、どこかぬくもりを感じる色ですよね。

一般的な桜は、3月14日に東京で最初の開花が観測され、これから全国的に広い範囲で開花が観測される見込みなので、これからたくさんの桜を見て癒され、お花見を楽しみましょう。

参考サイト


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この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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