その「119」本当に必要ですか?

最近、寒くなってきましたね。

季節の変わり目なので、体調管理をしっかりしていきましょう。

福岡県内ではインフルエンザ注意報が発令され、感染対策が呼びかけられています。

筆者も絶対かかりたくないので、マスクと手洗いやうがいなど対策をして、備えたいと思います。

さて、今日は先日ニュースを見ていて気になった話題について書いていきたいと思います。

今日のテーマは「不要不急の119」についてです。

東京消防庁によりますと、119の通報の約2割が不要不急の内容ということです。

救急車の数にも限りがあり、本当に必要な緊急通報に対応できなくなるので、不要不急の場合は電話を切断する場合もあると呼びかけています。

筆者が見たニュースでは指令センターの様子が映されており、以下のような119番の内容が取り上げられていました。

  • 水道の水が止まらない
    対応→水道局へ連絡をしてください
  • インフルエンザの予防接種の予約の連絡を入れているが、連絡がつかないので、予約の連絡をして欲しい
    対応→自身で予約の連絡を入れてください
  • (病院から通報していて、病院に入院している患者さんから)ナースコールを押しても誰も来ない
    対応→近くにいる医師や看護師へ言ってください

通報している本人は焦っていて自覚がないのかもしれないですが、常識的に考えると119番ではないですよね?という内容で正直驚きました。

救急車をタクシー代わりにという話も聞いたことありますし、本当に必要な人の命が救えなくなる恐れがあるので、今一度、冷静な判断が必要だと思います。

119へ通報していいものかどうか判断に迷った時は「#7119」へ。

こちらは専門家からアドバイスを受けることができる電話相談窓口なので、迷った時は活用してみてください。

参考文献

産経ニュース●「最後まで聞かずに切断も 「通帳なくした」「エアコン設置して」…不要不急の119番に東京消防庁が異例の呼びかけ」

https://www.sankei.com/article/20230913-HYMW4UM4VZGQ5BMTWBXIHCNW2M/


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