もうすぐ12月になり忘年会の季節ですね!皆さんお酒は好きですか?
昨今はメディアでも「アルコール依存症」がクローズアップされる機会が増えてきました。
有名人が飲酒による問題を起こしてしまい、記者会見を開いて謝罪することもあります。
お酒がないと「生きていけない」と思っている人いませんか?
アルコール依存症かもしれません。
アルコール依存症とは、お酒の飲み方(飲む量、飲むタイミング、飲む状況)を自分でコントロールできなくなった状態のことをいいます。
飲むのはよくないことだとわかっていても、脳に異常が起きて飲むことをやめられなくなります。
その意味では、アルコールは麻薬や覚せい剤と同様の依存性の薬物の一種だともいえます。
またアルコール依存症は患者さん本人の意思の弱さによって起きるものではなく、医療機関で治療が必要な病気であるともいえます。
お酒をつい飲みすぎてしまう人は過剰なストレスを抱えていて、ネガティブな感情を抑圧しているからこそアルコールを手放すことが容易ではなくなる傾向にあります。
「いつもお酒を飲みすぎてしまう」という自覚のある人は、自分が抱えている過剰なストレスや、抑圧している感情について一度考えてみてはいかがでしょうか。
もちろん、一人で考えても答えが出ないことも多いので、信頼できる心理カウンセラーを見つけて相談してみることをお勧めします。
もちろん、カウンセラーは病名を判断したりはできません。
しかし、カウンセラーに話しを聴いてもらうことにより、心の中が整理されてストレスが軽減することもあるでしょう。
自身がアルコールに対して依存傾向にあると感じている人は、より専門的なカウンセラーを探してみると良いかもしれませんね。
参考文献
アルコール依存症治療ナビ.jp
http://alcoholic-navi.jp/understand/condition/pathology/
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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