今週はじめから首都圏などの多くの学校が再開しましたね!
子供たちは突然の長期休校で、生活リズムが崩れたり、ストレスをため込んだりしている恐れがあります。
先生や友達に会えなくなるなど、これまでの日常が失われたことは、子供たちにとって大きなストレスです。
もちろん、教員にとっても約3か月に及ぶ休校は今までに経験をしたことのない事態です。
今後は、授業に加えて感染症対策など、教員への負担は大きいでしょう。
多くの方々にとって、このような事態は初めての経験であり、ストレスを抱えている人も多いと思われます。
ストレス解消には、子供たちや気の合う同僚との積極的なコミュニケーションや自分だけの時間を1日に何分と決めて持つことが有効です。
では、教員や保護者は子供達にどう向き合えばいいのでしょうか?
抑鬱状態を引きずると、いじめや暴力行為、不登校などに発展するリスクが高まるそうです。
「保護者が医療従事者だ」「家族や親族らが感染した」などで、いじめが起きたというニュースもありましたね。
いじめを防ぐためには、子供たちにストレスを友達に向けてはいけないことや、イライラしたら先生に相談するよう伝えることが有効だそうです。
子供たちは不安から大人の言動に敏感になっているとして、保護者や教員が機嫌よく安定した態度で接することも大切です。
また、このような状況だからこそ、睡眠習慣は普段と変わらない状態を維持しましょう。
そして、7時間以上の睡眠時間を維持することで、自律神経機能や免疫力なども活性化することができ、ヘルスケア・メンタルケアも維持・向上するようにしましょう。
学校が再開しても、まだ通常の授業も行事もできないことが多いと思います。
「今できること」を、「今できる範囲」で、一生懸命取り組んでいただきたいです。また、有事に平常通りのことをやろうとしないのも大切だと思います。
悩みが解決しなければ、スクールカウンセラーもぜひご活用してください。
スクールカウンセラーも、活用してもらえるように、教職員たちとのコミュニケーションを取り、子供を支援するために、教職員を支援していただければと思います。
参考文献
- 『学校再開、まずは「ストレス軽減」を 教員のメンタルも注意』
- 産経新聞 6/1 11:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb0563ac60fbff67ec8e1285ac8be410f8cf0f2e - 心理学を学ぶ「こころ検定」コラム
『こんな時だからこその心理学・メンタルヘルス Part4』
https://www.cocoroken.jp/column/column140.html
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
こころのサイエンス編集部の紹介はこちら
最新情報をお届けします
Twitter でフォローしよう!
Follow @cocorokeninfo