2020年も残すところあとわずかとなりました。
今年はさまざまなことが起こり、予定が狂うことも多少なりあったかと思います。
こころ検定も含め、他の資格試験も中止となったり延期となったりで受験者にとっては大変でした。
今年の受験生はオンライン授業や休校期間などもあって特に大変でしたね。
これまでよく頑張ってきました。これまでの頑張りが十分に発揮できますように。
さて、この2020年を振り返ってみて「最悪な1年」でしたか?
それとも「フツーの1年」でしたか?
私事ですが、一年を振り返ると、春から秋にかけてはこれまでにない程の忙しさを経験し「これは(心身ともに)ヤバいんじゃないか」と本気で思った年でした。
心理学では「ピーク・エンドの法則」というものがあり、Kahnemann,Diener, & Schwarzが提唱したものなのですが、「ピーク・エンド」とは、ある経験の頂点(ピーク)の場面と最後の場面(エンド)のふたつの経験を指し、「ピーク・エンドの法則」とは、その経験のピークの印象と、最後の場面での印象が全体の印象を決定づけるというものです。
ビジネスの世界では、接客時の最後のお見送りなど顧客満足度に繋げるためにも応用されています。
この法則に当てはめてみると、個人的には、春先は国家試験が直前で中止となり、ひとり混乱し、ほぼ半年多忙のあまり平常心を保てず、「なんか嫌な年(ピーク)」だったのですが、近頃(2020年おわり)は休日に雑誌を読むこともでき、やりたいことをやれ、心身のゆとりを感じているので「まあまあ満足(エンド)」です。
ということで個人的には「2020年はなんか大変だったけど、終わり良ければすべて良し(全体)」とポジティブに終えたいと思います。
みなさんもこの1年、どんな年だったかをぜひ振り返ってみてくださいね。
参考文献
「ブランド経験」概念の意義と展開 ─ 日本的ブランド経験尺度開発に向けて─
マーケティングジャーナル Vol.36 No.1(2016)
中央大学大学院 戦略経営研究科 教授 田中 洋
インテージ株式会社 ビジネスプラットフォーム本部マーケティング部 部長 三浦 ふみ
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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