台風や津波などの災害時に避難が遅れやすい心理学的な理由とは?

2ヶ月ほど前の記事で書いたように、地震や津波、台風や火事といった天災や災害などの緊急事態において、頭では危険が迫っていることが分かっていても、実際の避難行動が遅れてしまう理由としては、正常性バイアスや同調バイアスといった人間の心理傾向に起因する認知のゆがみのあり方がそうした心理学的な原因のうちの一つとして挙げられます。

このたびの台風15号により、被害を受けられた地域の皆様に謹んでお見舞い申し上げます。

一日も早い復興がなされますよう、心よりお祈り申し上げます。

台風や津波などの災害時に避難が遅れやすい傾向の理由として、地震や津波や台風などといった日頃から頻繁に経験している自然災害に対する慣れから生じていくことになる心理状態である正常性バイアスや、周りの人々との連帯感や協調性を重視する集団心理のことを意味する同調バイアスといった観点からだと思われます。

2ヶ月ほど前の記事でも書きましたが、重要なのでもう一度書かせてください!

本当は危険な状態なのに「危険だ」と思わないようにしている自分に気づいたら、このバイアスを思い出してください!「自分の心理に、バイアスがかかっている」と気づくことができれば、 理性の力で行動をコントロールすることができ、適切な行動を取れる可能性が高まります。

自分の命を守るための最大の障壁は,「自分自身」なのかもしれませんね。災害時の援助として「自助・共助・公助」の3点が挙げられます。公的援助のみを頼りにせず、自分自身の身を守る行動を心がけながら、非常時には助け合えることが望ましいですね。

参考文献:兵庫県立教育研究所 避難行動における心理的特性http://www.hyogo-c.ed.jp/~somu-bo/bosai/pdf/kou/24.pdf

 

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