今年の初夏は、夏日や真夏日を記録するところが相次ぎ、熱中症に注意が必要な季節となりました。まだエアコンを付けていない家庭もあるかもしれませんが、エアコンの試運転は行っていますか?
政府や空調メーカー、クリーニング業者などは、本格的な暑さを迎える前の今の時期にエアコンを試運転して不具合がないかチェックするよう呼び掛けています。
今回は熱中症対策としてエアコンの試運転について記事をお届けします。
エアコン試運転の方法
試運転ではまず電源プラグやフィルターにほこりがたまっていないかを確認し、エアコンの試運転では室温を16℃から18℃(最低温度)に設定して10分程度運転し、部屋が冷えることを確認したうえで、さらに30分程度運転を続け、水漏れや異常な音、異臭がないか室内機と室外機の周りなどをチェックしましょう。
夏本番になってから不調に気づいても修理の予約が埋まっていますし、家電量販店でも品薄になるため、早めに確認をしましょう。
適切にエアコンを使用しましょう
電気代が高騰している昨今、エアコンをつけることを躊躇している方が多いかと思います。エアコンをつけることを我慢すると睡眠中などに熱中症になる場合がありますので、適切にエアコンを使用しましょう。
エアコン(冷房)の適切な設定
- 設定温度を下げすぎない
- 風量は微風ではなく自動
- サーキュレーターを併用
- フィルター清掃をこまめに行う
以上を行うことで電気代を抑えることができます。
最後に
本格的な暑さを迎える前に、一度エアコンの試運転を行い、エアコンの故障で熱中症にならないよう気を付けましょう。また節電を心がけながら適切にエアコンを使用しましょう。
【参考】
こころのサイエンス 2023.6.2「暑くなる前にエアコンの試運転を行いましょう!」再編
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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