筆者の住んでいる九州地方では先日梅雨入りが発表されましたが、日中の気温が30度以上もあった真夏日がありました。
その日は、日中の熱気がこもり、夜になっても家の中が蒸し暑く、急遽エアコンを使用することにしました。
しかし電源は入るものの、冷房にしても生ぬるい風しか出てこず、エラーが表示され、すぐに修理依頼して翌々日に業者さんに修理していただき、夏本番を迎える前に修理が出来て良かったと安堵しました。
皆さんはエアコンの試運転を毎年(毎度)行っていますか?
政府や空調メーカー、クリーニング業者などは、本格的な暑さを迎える前の今の時期にエアコンを試運転して不具合がないかチェックするよう呼び掛けています。
エアコン試運転のやりかた
試運転ではまず電源プラグやフィルターにほこりがたまっていないかを確認し、エアコンの試運転では室温を16℃から18℃(最低温度)に設定して10分程度運転し、部屋が冷えることを確認したうえで、さらに30分程度運転を続け、水漏れや異常な音、異臭がないか室内機と室外機の周りなどをチェックしましょう。
また、夏場はエアコンの設置や修理が集中するため、異常が確認された場合は早めに買い替えたり修理したりするよう呼び掛けています。
最近では電気代が高騰しているため、エアコンをつけることを躊躇している方が多いかと思いますが、熱中症になる人の半数以上が高齢者で、7月に急増し、4割以上が自宅で発生するということです。
お使いのエアコンメーカーのホームページに試運転の方法などが紹介されていますので、確認することをオススメします。
本格的な暑さを迎える前に、一度エアコンの試運転を行い、エアコンの故障で熱中症にならないよう気を付けましょう。
【参考】
【経済産業省】~夏季を迎える前のエアコン試運転の重要性について~
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/air_conditioner/maintenance.html
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/air_conditioner/air_conditioner_maintenance.pdf
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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