全国的に梅雨入りして、晴れ間が差したかと思いきや、急に雨脚が強くなったりと傘を持ち歩くかどうするか悩む今日この頃ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
この季節は湿度が高く、髪の毛がうねったりジワジワと汗ばんだりして不快に思われる方も多いのではないでしょうか。
一方、晴れた日は30℃を超え「暑い!」と感じても、建物に入るとクーラーの冷気で「寒い!」と感じることも多々あり、この寒暖差で体調を崩してしまい風邪をこじらせることも。
また、疲労もたまりやすく、免疫力が落ちているなと感じることはないでしょうか。
この夏風邪の特徴は、下痢や腹痛などを伴うことが多く、のどの痛み、激しいせき、微熱が主なもので、体の抵抗力が落ちたときにウイルスが体内に侵入して様々な症状を引き起こします。
主なウイルスの種類はエンテロウイルスやアデノウイルスで、これらは高温多湿に強い性質をもっており、これからますます暑くなる夏にかけて活発になるそうです。
アデノウイルスはこどもがこの季節よくかかる、咽頭結膜熱(プール熱)や流行性角結膜炎などの症状も引き起こしてしまうので注意が必要です。
夏風邪対策として、手洗いうがい、栄養バランスのとれた食事、質の良い睡眠の規則正しい生活が基本です。
朝、だるくて食欲がなくなってしまい朝食抜きという日もあるかもしれませんが、できるだけ何かしら栄養を摂ってくださいね。
また、水分・塩分補給はしっかりと行いましょう。寝ているときも意外と汗をかいているものです。皆さん元気にこの夏を迎えてくださいね。
【参考】
- 中野区役所ホームページ 夏風邪に気をつけましょう
https://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/407000/d001691.html - 治りにくい「夏風邪」にご注意を! 山梨県厚生連健康管理センター
https://www.y-koseiren.jp/special/health/2754
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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