マイコプラズマ肺炎に気をつけましょう

10月も中旬となり、気温も下がり、大分過ごしやすい季節になりましたね。

ただ1日の中で気温差が激しく、体調を崩す方も多いのではないでしょうか?

だんだん空気も乾燥してくる時期なので、感染症も増えだす時期でもあります。

最近よく目にするのが、感染症の感染者数が増加しているという記事、中でも今年は「マイコプラズマ肺炎」が増加しており、注意喚起がされています。

今回は、注意喚起の意味も含めて、「マイコプラズマ肺炎」について書きたいと思います。

マイコプラズマ肺炎とは

マイコプラズマ肺炎は、新型コロナウイルスやインフルエンザと同じ、5類感染症に指定されている感染症です。

4年に1回の周期で流行するので、別名「オリンピック肺炎」とも呼ばれているそうです。

肺炎マイコプラズマ(細菌)が原因で発症し、感染経路は、飛沫感染や接触感染となります。

現在、このマイコプラズマ肺炎の感染者数が過去最多を更新しており、全国で増加しています。

主な症状として、発熱・倦怠感・頭痛など風邪と同じような症状がみられるのですが、風邪と違い長引く咳がマイコプラズマ肺炎の特徴です。

熱が下がっても咳が続きますので、風邪と思って風邪薬を飲んでも、咳がずっと続く場合は、もしかするとマイコプラズマ肺炎なのかもしれません。

風邪薬ではなく治療には抗菌薬が必要になります。

またインフルエンザや新型コロナのようにワクチンはありませんので、自己防衛しかありません。

対策としては、新型コロナウイルス感染症で習慣づいている方も多いと思いますが、マスクの着用・手洗い・うがいです。

マイコプラズマ肺炎以外にも、これから流行しだすインフルエンザなどもありますので、感染症対策をしっかりしていきましょう。

参考文献

著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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