こころ検定団体奨励賞受賞校のインタビューのご紹介です!

こころ検定を主催しているメンタルケア学術学会が、受検促進を行った団体のひとつである「クラーク記念国際高等学校 横浜キャンパス」へインタビューをしたそうで、そちらをご紹介したいと思います!

こころのリテラシー教育を広げるために、「こころ検定」の受検促進、推進を行った団体に対して2023年3月1日付で、メンタルケア学術学会が表彰を行ったとのことです。詳しくはこちら

こころ検定事務局から先生へインタビュー

Q1.「クラーク記念国際高等学校 横浜キャンパス」での、こころ検定の取り組みについて教えてください。

A.毎週木曜日の5限と6限はメンタルケア学術学会との連携授業を行っています。講師の方にお越しいただき、より専門的な講義を受けると同時にグループワークを多く取り入れ、より実践に近い形で学びを深めています。1年間の前半に「こころ検定4級」、後半に「こころ検定3級」のテキストを用い、それぞれの合格を目指して取り組んでいます。

Q2.こころ検定を取り入れた理由を教えてください。

A.心理学に興味を持っている生徒や、希望進路として心理学部を目指している生徒が多く、そのような生徒たちに対して、より深い学びを受けて欲しいとの思いから取り入れました。

Q3.生徒さんがこころ検定を学ぶことに、どのような意義があると思われますか?

A.心理学に興味を持つ生徒の多くは心理テストなどの身近な心理学に対するものであり、学問としての心理学については認識していないことが多いため、心理学の各分野を知ることにより、自らの興味関心があるのはどの分野なのかを確認し、将来についての見立てができることに意義を見出すことができると思います。

Q4.今後のこころ検定での取り組みや学生指導について教えてください。

A. こころ検定を窓口として心理学に対する興味関心を深め、学んだ知識や技術をしっかりと定着させ、学習面だけではなく実生活においても活用できる力を身につけ、今後の人生に活用できるようになってもらいたいと考えています。もちろん、自分自身のことだけではなく、他者に対しても活用することで協働性、多様性などを深め、人間力の向上を意識して取り組んでいきます。

最後に

現代社会は、「VUCA」の時代と呼ばれ変化の激しい社会と言われています。
この先もどのように変化していくのか、予測が難しい状況と言えるでしょう。そこで、今まで無意識で気づかなかった「こころ」を学問として学び、その後の人生においてもメンタルを上手くコントロールし、より生きていきやすくなるように心理学を学ぶことは大切です。


著者・編集者プロフィール

この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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