皆さんは家族やパートナーに対して、ついつい自分の気持ちを怒りの感情でぶつけてしまうことはありませんか?
筆者は度々パートナーに対して、怒りで強い暴言を吐いてしまうことがあります。
たとえば、パートナーが出かけて、帰りが遅くなった時は「こんな時間まで何してたの?なんで連絡くれなかったの!?」と怒ったり、家事を手伝ってもらえないことに対して、「ちょっとは手伝ってよ!」などついつい怒ってしまいます。
実はこういった怒りの言葉の根底にある感情は、怒りではありません。
怒りとして表に出ていますが、その前では別の感情を起点としています。
- パートナーの帰りが遅い-心配(一次感情)-怒り(二次感情)
- 家事を手伝って欲しい-悲しい(一次感情)-怒り(二次感情)
このように、二次感情である『怒り』を感じる感情の起点には、一次感情である心配(不安)や悲しみなどが伴います。
しかし多くの人は、二次感情の怒りを相手へぶつけてしまいます。
怒りの感情には、支配・主導権争いで優位に立つこと・権利擁護・正義の発揮の4つの目的があると言われています。
また、怒りの根底にはその人物固有の『こうするべきだ!』『こうしなければならない』といった思考や信念があるそうです。
相手にただ怒りをぶつけるのではなく、一次感情である自分の気持ちを話すことで、相手の理解を得る事が出来るかもしれませんね。
参考サイト
【STUDY HACKER】
https://studyhacker.net/adler-nlp
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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