本来であれば東京オリンピックで盛り上がっているはずなのに、残念ながら新型コロナの影響で今年はなくなってしまい、スポーツ観戦好きの私にとっては楽しみが減りました。
でも一番残念に思っているのは選手の皆さんですよね。
オリンピック代表に決まっている選手が延期で練習に身が入らないと胸の内を語っている記事を目にしました。
そんな記事を見ると、来年のオリンピックに向け、モチベーションを保ち、さらに高めていけるのか、少し心配になりました。
皆さんの中にも新型コロナの影響で予定を潰されたり、自身が手掛けるプロジェクトが白紙になったりと、熱を注いだものがなくなってしまい、モチベーションが下がっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はモチベーションの維持について書きたいと思います。
まずモチベーションとは、「動機」「やる気」「意欲」などのことで、何か物事を取り組む際の要因となるものです。
この動機を引き出すことを「動機づけ」といい、「外発的動機付け」と「内発的動機付け」の2種類があるとされています。
外発的動機付けは、褒めたり、叱ったり、外からの働きかけによって引き出すもの、内発的条件付けは、好奇心や関心によってもたらされるもので、自分で目標を設定してそれを達成しようとします。
内発的動機付けは、自らの内発的な好奇心や探求心などから生まれるものですので、外発的動機付けと比較すると、モチベーションの維持がしやすいとされています。
確かに好きでもないことに対してはやる気は出ませんよね。
モチベーションが上がらなかったり、維持できなかったりするは、目的や目標が定まっていないことが原因として挙げられています。
小さいことでも良いので、はっきりとした目標を持つことが、モチベーションの維持には大切なことなんですね。
参考文献
- 西東社 渋谷昌三「面白いほどよくわかる!心理学の本」
- JOBNET「モチベーションを維持する方法7選」
https://www.manpowerjobnet.com/haken_guide/improving-skills/keeping-motivation/
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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