「最近歳のせいか、何だか涙もろくて…」
このようなセリフ聞いたことないでしょうか?
最近の話なのですが、筆者も先日朝の連続テレビ小説のあんぱんの出征のシーンを見て泣いたり、義母と娘のブルースの再放送を見て、何度も見ているはずなのにお葬式のシーンで泣いたり、最近ドラマを見て泣きすぎだなと思い、このセリフが頭に浮かんだのです。
歳をとると涙もろくなるのは本当なのか?
今回は年齢と涙もろさの関係について書きたいと思います。
≪歳をとると涙もろくなるのは・・!?≫
結論から申し上げると、歳をとると涙もろくなるのは本当です。
認めるようであまり言いたくないのですが、涙もろくなるのは老化現象の一つだそうです。
年齢を重ねるとあらゆる身体の機能が低下していくのですが、涙もろさは脳の機能が低下することが関係しているといわれています。
涙を流す時、どのような状態の時に涙が出るか考えた時に、筆者のようにドラマを見て「感動して泣いた」「共感して泣いた」「悲しいシーンを見て悲しくなって泣いた」など何かしらの感情が伴っているかと思います。
これらの感情を司どっているのが大脳にある「前頭葉」で、前頭葉の前頭前野でコントロールを行っています。
歳を重ねて前頭前野の機能が低下してしまうと、感情の抑制機能が低下してしまうので、泣くことを我慢できなくなる=涙もろくなるということになるのです。
また、「怒り」も同様に、前頭前野が制御しているので、低下によって怒りを抑えられなくなってしまうため、怒りっぽくなる原因として、前頭前野の機能低下が考えられています。
最後に
老化現象と聞いて、ドキッとした方もいらっしゃると思います。
筆者も涙もろくなったのは歳のせいかと思いドキッとしましたが、まだ感情のコントロールは出来ていると思っているので、老化とは認めません。

参考サイト
●介護ポストセブン2019.12.23 07:00 「年をとると涙もろくなるワケ|認知機能の低下や目の病気の可能性も」
著者・編集者プロフィール
この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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