もし宝くじが当たったら… どうしますか?

2025年も残すところ1ヶ月を切りました。

年末までにしなければいけないことを考えると、時間がないなと焦りを感じています。

12月はクリスマスや馬好きには堪らない有馬記念など、一年の締めくくりとして、焦りを感じつつも、やはりイベントごとは楽しみであります。

年末ジャンボ宝くじもその一つではないでしょうか?

今CMでも流れていますが、宝くじが当たったら何しようと想像を掻き立てられます。

もし宝くじが当たったら…

美味しいものをたらふく食べたい、高級ブランド店で買い物をしたい、高級車に乗りたい、家を建てたい、世界一周旅行をしたい、仕事を辞めて遊んで暮らしたい…考え出したら止まらないですよね。

あれもしたいこれもしたいと考えるのは楽しいですが、冷静に考えると全て実現しようとするとすぐお金が底を尽きるだろうなと分かると思います。

宝くじが当たって大金を手にしたわけではないので冷静に考えられますが、大金を目の前にするとどうでしょうか?

宝くじに当選した人が悲惨な末路を迎えるというネット記事をよく目にします。

その悲惨な末路の原因の一つとしてハウスマネー効果というものがあります。

ハウスマネー効果

「あぶく銭はすぐ使え」という言葉があるように、宝くじのように、苦労せずに手にしたお金は使い方が荒くなってしまうという心理効果です。

自身で働いて得た10万円と宝くじが当たって得た10万円では、同じ10万円でも前者は計画的に大切に使いますが、後者は、気が大きくなって豪快に使ってしまうというものです。

これは、宝くじやギャンブルの他にも、冬の臨時ボーナスなどでも起こりうる現象です。

普段稼いでいる給料では買えないものを買おうとすると思いますが、果たしてそれは必要なものなのか、今一度冷静になって考えてみてください。

最後に

宝くじが当たっても冷静でいられるかといわれれば正直自信がありませんが、普段から身の丈に合ったお金の使い方や金銭感覚を身につけることが大事ですね。

参考論文・サイト

ニッセイ基礎研究所2015年06月15日「お金を前に冷静さを保つには-陥りやすい2つの心理」

学識ラボ2025年3月10日【ハウスマネー効果】予想外に得たお金の使い方には要注意!


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この記事を執筆・編集したのはこころのサイエンス編集部
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